私は、タイムアウトをなるべくとらないようにしたいと常々思っています.タイムアウトはゲームクロックを止め、接戦をものにするための作戦を指示するための重要な機会です.できるだけ後のためにとって置きたいものです.しかし、不幸にもわれわれは時として自分の意思に反してタイムアウトをとらなければいけないときがあります.さて、タイムアウトとは何のためにとるのでしょうか.そして、タイムアウト中にはどんなことを話すべきなのでしょうか.私なりにまとめてみました.
なぜ、タイムアウトをとるか.
1.チームの暴走を止め、気持ちを落ち着かせ、問題を修正する.
2.最後の1ショットのため、ナンバープレイの確認をする.
3.相手のフリースローシューターのリズムを狂わせる.
4.チームのディフェンスの確認をして、何らかの変化を加える.(変化がなければ取った意味がない.)
5.相手のコーチに作戦変更をさせ、その裏をかく.
6.交代なしに、自分のチームのプレイヤーを休ませる.
7.相手のチームのリズムを断ち切る.
タイムアウトで選手、コーチがしなければならないことは:
・選手はタイムアウトのコールでベンチにダッシュで戻る.ベンチはプレイヤーのために、椅子をあけ、飲み物とタオルを供給する.
・もし、アシスタントコーチがいれば、短い時間でゲームについて話し合い、選手に話すべきことを明確に心の中でまとめる.その間選手は汗をふいたり、水を飲んだりする.
・コーチは、プレイの批判をしても始まらない.プラス思考で考え、選手の努力すべきところを簡潔に述べる.例えば、「オフェンスリバウンドにもっと集中しろ.」とか、「スクリーンアウトが効いているから、リバウンドを取った後に、攻めるリングを見て速攻に繋げろ.」とか、気持ちを鼓舞する表現を使う.
・選手は監督の目を見て話を聞く.監督の目を見て話を聞けない選手は、疲れているに違いないから交代の対象になる.監督はプレイヤーのコンディションを把握する必要があるし、タイムアウトはそのいいチャンスである.