1対1の動作


 ここに挙げてあるすべてのものは、樟蔭東の指導者である原田先生が作ったものです。原田先生は理論を大切にする方のようで、かなり細かくまとめられています。ちょっと読んでも大体のことはわかるのですが、じっくり読んで、よく考えるともっとよくわかります。 

 ただ、これを掲載するにあたって直接原田先生の許可を得たわけではありません。問題があれば直ちに削除しますので、お知らせください。       


1対1の練習  動作内容 強調すべきポイント
間接レシーブ  1対1

(face to face situation)

ボールを第3者からクリエイト ア リード した後レシーブする1対1の練習で、攻撃者は、

1) 間接視野でボールと防御者の姿勢と距離方向、角度を見てレシーブする。

2)必ず、V トライアングル、ミドル、フラッシュ、ブラインドなどのカットのモーションを使ってボールレシーブ以前に準備動作をする。

3)ボールにミートするときはムービングレシーブの4つの移動方法を使う。

4)防御者が離れたらショットのモーション

  接近したらドライブのモーションをする。

5) ドライブするとき防御者を直角に切って、腰、脇の下にもぐりこむ姿勢で進み、絶対に怖がって遠回りしないこと。

6 ドライブして防御者の抜ききれず守られていれば、ジャンプストップ絵ストップして両肘を横に這って構えて上の方にジャンプショットのモーション、下の方にステップスルーのモーションを仕掛ける。

7 ショットした後はリバウンドに飛び込む。

8 ゆっくり見せかけて、早く、早く動いてゆっくり攻撃し、逃げたり遠回りしないこと。

9 ショットはたとえショットブロックされてもリングを見つめて「手が出ればファウルだ」との確信を持つこと。

ボールマンのディフェンス

(アプローチステップ)

ボールマンのディフェンスは、右足を前にした場合と左足を前にした場合がある。各プレイヤーにあったスタンスがあるが、いずれにせよ、まずオフェンスに接近しなくてはならない。この接近することをアプローチステップという。

たとえば、ボールマンから2mの距離でのボールマンへのアプローチスタンスは手はボールから15cm、正確には14cmの位置に手のひらを上にしてかまえるが、このとき重心は後ろ足に置き左右どちらにでもうごけるようにしなければなならない。

アプローチするときにオフェンスマンに対してランニングで出て行くとドライブされる場合もある。

(アタックスタンス) アタックスタンスとはアプローチした後にオフェンスマンがボールを体の前にもったままスタンディングで立っている場合にボールをスチールすることをいう。

スチールするときの手の使い方は、手のひらを開いたまま、下から上の方にオフェンスマンの一方の手をボールから離してとる方法があり、また上から下の方にオフェンスマンの手とボールの間を割り込むようにしてとる方法もある。しかし後者は体重が前にかかってしまうので、もし失敗した場合にドライブされる原因になる。

(リトリートステップ) リトリートとは後退するという意味である。ディフェンスマンが右足を前にしてアプローチのスタンスを取った場合、オフェンスマンが右側にドライブすれば、ディフェンスマンは右足を第一歩としてディアゴナル(斜めの方向)に足を踏み出し。オフェンスマンを鈍角に外側の方向にドライブさせるようにする。
(リバース

リトリートステップ)

右足を前にして左足を後ろにしたときに、そのままのスタンスで斜め横に後退することをリトリートステップというが、この逆にドライブされた場合のステップをリバースリトリートステップという。このとき出した右足を斜め後ろにラージストライドステップを踏んでオフェンスマンのドライブコースを遮断しなければならない。

この4種類の個人ディフェンスのフットワークを習得することがボールマンに対するディフェンスの基本であるといえる。

ショットブロック もし、オフェンスがショットをした場合には、ディフェンスマンはシューターの頭の上30cmのところでブロックするのであり、ボールを保持していた位置でブロックしようとしたのでは、ボールはすでにショットされリリースした後になる。
スペーシング スペーシングとは距離間隔を取ることである。

ボールマンはインラインの原則になり、ワンパスアウェイでディフェンスマンは、ボールマンの方に一歩、バスケットの方に一歩退いて間隔をとる。

ツーパスアウェイは、ボールの方に二歩、バスケットの方に二歩退いて、またスリーパスアウェイはボールの方に三歩、バスケットの方に三歩退いて、ボールマンと相手を同時に見るために、一方の手はボール、一方の手はオフェンスマンをポイントして、距離間隔を取る。これが正しいサポートマンツーマンの隊形である。

オフェンスにショットは与えるが、ドライブはさせないというのがディフェンスの目的である場合には、オープンスタンスを使い、また、オフェンスマンのパスラインを遮断してより外側に圧力を与える場合には、ワンパスアウェイのディフェンスはすべてクロススタンスでディフェンスする。