アウトサイドオフェンスの練習


次に紹介するアウトサイドショットの練習は、先日NHK教育テレビで、ゼクセルのコーチの方がとりあげられていた練習方法です.私は、「インサイドオフェンスは練習で、アウトサイドオフェンスは実戦で」と考えていた人間なので、アウトサイドのプレーを分析、分解して練習にとりいれるということはあまりしていなかったのですが、昨今1対1の練習を多くするようになって、1対1のアウトサイドオフェンスも実戦だけではだめだなと思うようになりました.皆さんのチームで、このような1対1の練習プログラムをお持ちでしたら、ぜひご紹介ください.


1.ボールに向かって移動する場合

(プレーの流れ)

1.まずCのプレイヤーがボールを持ち、Dのプレイヤーがトップの位置に上がってくる.DはCからAの位置に移動し、Cからのパスを受ける.このとき、オフェンスはトリプル・ スレット・ポジション(ドリブルもパスもショットもできる状態)をとる.

2.ディフェンスはハンズアップして守る.このときオフェンスは次のようなプロセスでプレーする.

@ スリーポイントフェイクをする.

A前方の足をディフェンスの右側か左側に向けて踏み出し、フェイクをする.このとき、爪先をディフェンスの足元めがけて踏み出す.ディフェンスが前方に踏み出した足の隣か、そのちょっと前に踏み出すことができれば、その時点でディフェンスは抜けるので、Cへと進む.ディフェンスが踏み出したほうのサイドをカバーしようとして、足を引いた場合はBへ.

Bディフェンスが反応した瞬間に、クロスオーバーステップで前方の足を踏みかえて、踏み込んだサイドの逆サイドを抜く.

Cここから、レイアップ、1ドリブルからのジャンプショット、2ドリブルからのジャンプショットの3種類を練習する.

2.ボールから遠ざかって移動する場合

(プレーの流れ)

1.まずDのプレイヤーがボールを持ち、Aのプレイヤーが角度のないところに移動する.オフェンスはAからBの位置に移動し、Dからのパスを受ける.このとき、オフェンスはトリプル・ スレット・ポジション(ドリブルもパスもショットもできる状態)をとる.

2.ディフェンスはハンズアップして守る.このときオフェンスは次のようなプロセスでプレーする.

@ スリーポイントフェイクをする.

A前方の足をディフェンスの右側か左側に向けて踏み出し、フェイクをする.このとき、爪先をディフェンスの足元めがけて踏み出す.ディフェンスが前方に踏み出した足の隣か、そのちょっと前に踏み出すことができれば、その時点でディフェンスは抜けるので、Cへと進む.ディフェンスが踏み出したほうのサイドをカバーしようとして、そのサイドのディフェンスフットを引いた場合はBへ.

Bディフェンスが反応した瞬間に、クロスオーバーステップで前方の足を踏みかえて、はじめに踏み込んだサイドの逆サイドを抜く.

Cここから、バックショット、1ドリブルからのジャンプショット、2ドリブルからのジャンプショット、ベビーフック(ポストプレイヤー)の3〜4種類を練習する.

3.注意点

1.オフェンスがディフェンスに向かって踏み出すとき、オフェンスは前方に踏み出した足に体重をかけすぎてはいけない.前方に踏み出した足はあくまでもフェイントなのだから、すばやくふみかえることができるように、重心はあくまでも体の真ん中になければならない.

2.ドリブルの突き出しのところでトラベリングが起こりやすい.ひざが立っていると、特にこうなる.

3.女子の場合、踏み出した足の爪先がしっかりゴールの方向を向いていない場合が多い.少なくとも自分のチームのプレイヤーはそうである.爪先を大事にさせること.

4.ドリブルからショットに移るとき、できるだけボールを見ないで、リングをみてプレーさせるようにしよう.