心・技・体



   先日,こんな話を聞きました。

   「技を生み出すのは体。体を生み出すのは心」

   これは、福島大学 白石先生の言葉です。もうちょっと詳しく言うと、


   私たちは日ごろ、心・技・体 の3つは互いに平等で、同じくらい大切なものとなんとなく思っているけれども、それは果たして正しいのか。どんな素晴らしい技を持っていても、その技を生み出すのは体であり、体がなくてはどんな技も空論に過ぎないのではないだろうか。同じようにどんな素晴らしい体を持っていても、心(なにかをやろうとする気持ち)がなければその体は動かない。つまり、「心始めにありき」であり、心が育つことがすべてのはじまりではないだろうか。よって心・技・体 ではなく、心・体・技と考えたいものである。


   ということではないでしょうか。

   私も、、この「心」ってのは大切だなとつくづく思います。部活動は1つの目的に向かって収束しようとする利益集団ではありますが、現実には入部の理由もいろいろあり、また指導者との人間関係、部員同士の人間関係なども影響する中で、その意欲も人によって様々です。心を育てるために我々指導者はいったいどんな工夫をしているのでしょうか。「技を磨く練習」、「体を鍛える練習」はやってるような気がしますが、「心を鍛える練習」を、私はやってはいないような気がします。そんな練習は果たしてあるのでしょうか。それともそんな練習は必要なくて、「技を磨く練習」、「体を鍛える練習」の中から培われるものなのでしょうか。